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* このページは、ミルトスさんの掲示板で、私が2003年3月から4月にかけて投稿したもののコピーです。


平和支援団体のメンバーがイスラエル軍のブルドーザーにひかれて死亡するという痛ましい事件がありました。この事件を朝日新聞インターネット版では、この女性が「イスラエル軍がブルドーザーで破壊しようとしているパレスチナ人の家に『人間の盾』として滞在していた」と書かれています。http://www.asahi.com/international/update/0317/006.html

しかし、イスラエル軍がブルドーザーで破壊しようとしたのは、エジプトからガザに武器を違法に密輸するために作られた、家の中のトンネルなのです。トンネルは一般の家の風呂場や寝室、子供部屋などに作られているそうで、先月公開されたトンネルの写真を次のページに入れていますのでご覧ください。http://mideastreality.com/english/rafahtunnel.html

また、この死亡した女性は反イスラエル・反アメリカ的活動で知られた方だそうで、パレスチナ人の子供たちの目の前で、アメリカの国旗を焼いている写真もあります。http://www.honestreporting.com/graphics/articles/corrie.jpg 

平和を提唱する人間が、未来を作っていく子供の目に、憎しみを焼き付けるというこの行動に、大きな矛盾を感じるのは私だけではないでしょう。

親パレスチナの人々もメディアも、自分たちの行動がパレスチナ人の暴力を駆り立て、イスラエル人の殺害に大きく貢献しているという事実にいつになったら気づくのでしょうか。彼らもまた、テロ組織やテロ支援国家同様に、テロ被害者から訴訟を起こされてしかるべきだと私は思います。




ロイターから配給された、メガホンを手にブルドーザーの前に立っているコリーの写真には、「彼女はこのブルドーザーにつぶされた」というような説明文が入っていたそうです。これでは、まるで、その写真が撮られた直後に彼女がひかれたかのような印象を与え、IDFが意図的に彼女をひいたと読者は思わせられてしまいます。

しかし、実際のところ、この写真はその事件が起こる数時間前に撮影されたもので、その事故を目の当たりにした彼女の友人は、その場にはカメラを持った人はいなかったと言っているそうです。

彼によると、事故が起こる直前、コリーはブルドーザーの前の土山の上に座っており、ブルドーザーが土を掘り進むにつれ、土山が崩れ、彼女はさらにそのてっぺんに行こうとして前かがみになったとのこと。そこで、ころんでしまい、ブルドーザーからは見えなくなったのだそうです。

また、ロイターから配給されたというその写真は、実際はロイターのものではなく、コリーの所属するInternational Solidarity Movementから送られたものだそうです。

http://goldwater.mideastreality.com/miscaption.html




レイチェルさんが死亡したことは確かに悲しいことですが、彼女の取った行動は、犯罪に値するものです。彼女が守ろうとしていた家が一般の民家で、テロと無関係であったなら、イスラエルは非難されるべきかも知れませんが、その家の地下には、エジプトから武器や爆発物、ドラッグや売春婦を不法に密輸するためのトンネルが掘られていました。テロを未然に防ぐためにそのトンネルを破壊することは、対テロ対策の一環ですから、その邪魔をすることは立派な犯罪になるのです。

もし、自分の住んでいる家の隣に、そのような地下トンネルを有する家があったなら、どうするでしょうか。警察に言って、そのトンネルを持つ家の取り壊しを要求しませんか。私ならそうします。大切な家族を危険にさらされたくないですから。

レイチェルさんの取った行動は、一見、称えられるべき勇気ある行為のように見えますが、実際はテロリストの手助けをしているのと同じことなのです。

彼女の所属していたInternational Solidarity Movementのメンバーは、昨年、テロリストが聖職者を人質にとって立てこもった生誕教会事件でも、テロリストを守るために「人間の盾」となったそうです。http://goldwater.mideastreality.com/rachel2.html

生誕教会事件についての詳細は、キリスト教グループ「はな組」さんの次のページをご参照ください。http://www2.ocn.ne.jp/~hanagumi/ssub.htm

また、今の中東問題を理解するために、次のエッセイは必読だと思います。
http://www.carmical.net/Japanese/articles/israel.shtml




http://www.carmical.net/Japanese/articles/israel.shtml

上の「無視できない戦争」というエッセイから一部分を抜粋します。この部分は、次のサイトの内容に基づいています。

http://www.operationsick.com/articles/20001217_takechildrenofffrontline.asp

>>パレスチナのテロリストは子供の死亡をプロパガンダとして利用するため子供を人間盾として使って、イスラエル軍に銃を発射します。イスラエル軍が自衛すると当然その子供は殺されます。これは作り話ではありません。ウェストバンクにあるタルカームという町のパレスチナ女性連合はアラファトに次のように訴えました。「私たちの子供は武装したイスラエル軍に立ち向かわせて街に出されています。あなたの警官隊に命令して無罪の子供を殺させる行動を中止するようにお願いします。」>>


パレスチナではイスラエルに協力したと疑われたものは見せしめとして公開処刑されますし、言論の自由などありません。若い女性などは身内からレイプされ、それを恥じた家族が、その娘を殺害するという名誉殺人が当たり前のように行われています。パレスチナ支援者の方は、なぜ、そういう人々を非難し、罪もなく処刑されていく人々を守るために「人間の盾」にならないのでしょうか。それは、本能的に危険だと知っているからではありませんか。自分の身に危険が及ぶはずがないとわかっている場合のみ、「人間の盾」になるわけですね。私には、ISMなどパレスチナ支援平和団体の人々がとても偽善的に写ります。

レイチェルさんといっしょにISMの活動をしていたジョセフ・スミスさんという同じ大学の学生は、ブルドーザー事件を一部始終見ていて、次のようにおっしゃっています。「イスラエル軍は、われわれを傷つけないようにずっと気をつけていたので、事故が起こったときは本当に驚いてしまった」 事故の報道で公開された写真とその説明については、実際の事件を写したものではないときっぱりとおっしゃっています。

このInternational Solidarity Movementの平和活動に疑問を感じさせるひとつの出来事がありました。それは、対イラク戦争のかげに隠れて大々的に報道されることはありませんでしたが・・・。

International Solidarity Movementの在ジェニン事務所に、イスラム聖戦のシニアテロリストがかくまわれていたのです。テロリストばかりでなく、カラシニコフやハンドガンも見つかったというから驚きです。テロリストの活動を手助けしながら、どこが平和支援団体なのでしょうか。このニュースは、ユダヤ人関連のニュースを報道しているJTAから3月29日頃に速報として出されましたが、なぜか、他の報道機関では見られませんでした。先日、この事件とレイチェルさんの事件について書かれているサイトが送られてきましたので、ご紹介します。

http://www.jerusalemdiaries.com/article/83

レイチェルさんの通っていた大学には、このISMのメンバーが多いそうですが、「平和支援団体」の名前を隠れ蓑にした危険な左翼思想をナイーブな学生に植え付け、度を越した活動に巻き込んでいくこのグループは、明らかに監視の目が必要だと思います。日本にもこのISMに関連した活動をしている人々がいますが、彼らは、このグループの実態を知ってやっているのでしょうか。おそらく、その大半ははっきりとしたことを知らず、指導者格の人に導かれているだけではないかと思うのですが。

左翼活動家のせいで、北朝鮮の拉致問題が明るみに出るのが遅れたように、危険な指導者であるアラファトを守る左翼メディアや「平和活動家」のお面をつけた危険極まりない左翼主義者のせいで、パレスチナ問題も解決の糸口が見つかりません。彼らはいったいどれだけのイスラエル人・ユダヤ人が死ねば気づくのでしょうか。




私にはこの事件に対する人々の反応が、最近日本で起こった、書店で万引きをした少年が、逃げて電車にひかれて死亡した事件と共通点があるように思えます。

万引きを見つけて警察に通報した書店主への嫌がらせと、レイチェルさん死亡の原因を作ったイスラエルへ向けられた憎悪と。

この事件に関する人々の反応は2分されているようですね。書店主に配慮が足りなかったとの意見と、少年が万引きし踏み切りに入ったことを問題視する意見と。

私のレイチェルさん事件についての書き込みについて、死者を冒涜しているとか、レイチェルさんや親御さんへの思いやりがないとか、そのような意見をある掲示板で見ました。しかし、私は、この万引きした少年同様、非はレイチェルさんにあると思っています。別な意見をお持ちの方もおられるでしょうが、これはあくまでも私の意見ですので、反論されてもお返事はいたしません。




ブルドーザー事件のレイチェル・コリーさん所属の平和支援団体International Solidarity Movementは、パレスチナ自治政府とハマスから資金供与を受けているそうです。彼らの中には、実態を知らずにパレスチナ人に利用されている人もいますが、多くは、自分たちが誰の手助けをしているのか、また、何をしているのかを知っているそうです。

http://goldwater.mideastreality.com/ismactivist.html

このパレスチナ支援平和団体にとっての「平和」は、イスラエルとパレスチナが共存していくための平和ではなく、イスラエルを破壊することである点を無視してはいけません。

死亡したレイチェルさんは、もしかしたら、本当にパレスチナ人を被害者であると信じ込んで、「人間の盾」になっていたのかも知れません。しかし、その背後にいる大物たちは、何のために「人間の盾」が必要なのかを十分すぎるくらい知っています。彼女のようにナイーブな若者は、ただ利用されているだけなのでしょう。